「甘えても、いいですか?」少しずつ、少しずつ距離を詰めるじれあま恋愛
著者: 木ノ上ヒロマサ
最新: 最終話『二人で作る場所』
時間: 9 月 前
まとめ:
高校二年生の天見優人(あまみ ゆうと)が通う学校には、飛び抜けて有名な美少女の空森雛(そらもり ひな)がいる。学業に優れ、礼儀正しく、生真面目ではあるけどいつも頑張り屋な女の子。 たまたま荷物持ちを手伝って、その流れで優人が趣味で作ったお菓子をあげたりすることはあれど、学年も違う以上、不愛想気味な自分と彼女が関わる機会なんてそうそうあるわけもない。 ――そんな風に思っていたのだが。「……家出、してきたんです」「……は?」「だから……家出です。私、家出してきちゃいました」 偶然夜の街で出会った雛から言われた、予想外の出来事。結局、優人の伝手を頼って彼が住むアパートの隣に引っ越すことになり、二人はお隣さんとしての緩やかな始まりを迎える。 食事を共にしたり、ご褒美に甘い物を作ってあげたり、時にはデートみたいなお出かけもしてみたり。 ただの先輩・後輩から隣人へ、そしてかけがえのない存在へと。ゆっくり距離を縮める遅効性ラブコメディ。※『小説家になろう』にも掲載しています。…続きを読む