名古屋のディープな界隈に蔓延る怪異事件を追い、時々名古屋めしを食べる話

ヒューマンドラマ 90K Active
時間: 9 月 前
まとめ:

★闇を抱えた他人の感情を受信する特異体質の少年が、生者も亡者も救いへ導く、かも⁈ ■ ■ ■ 名古屋駅から名鉄あるいはJRで二駅。金山総合駅の程近く、とある雑居ビルの二階に、非現実の世界で起きた事件を解決する探偵事務所がある。 そこで助手のバイトをしている男子高生・服部 朔(はっとり はじめ)は、探偵・樹神 皓志郎(こだま こうしろう)の手伝いで、依頼のあった怪異事件の調査を行う。 旧中村遊廓エリアで起きた、予備校生の失踪事件。 安産祈願で名高い八事(やごと)の神社で頻発する、妊婦の転落事故。 鎮め石と白龍を祀る車道(くるまみち)の神社付近で目撃された、少女の生首の怪。 名古屋市内のあちこちで発生する怪異を追ううち、一連の事象に関連性が見え始め……? 生者だろうと亡者だろうと、他人の感覚を我がことのように受信してしまう共感応(エンパス)体質の服部。 自と他、現世(うつしよ)と幽世(かくりよ)、子供と大人の狭間で揺らぐ彼は、己の進む方向を見定められるのか。 不思議な声を持つ樹神探偵と、異能調香師の和装美女も時々加わり、名古屋のB級グルメや銘菓を堪能しつつ、怪異の奥に潜む真実を追う。※実際に名古屋にある事象などを題材としていますが、固有名詞や位置関係は多少変えてあります。※第3章にて童謡『あめふり』の歌詞を引用しております。この歌は、二〇〇三年に著作権保護期間を満了しています。…続きを読む

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