【1万PV感謝】血まみれの道をゆく私。だからひとを――になる資格はない
著者: 神無(シンム)
最新: 約束を交わして
時間: 9 月 前
まとめ:
孤独と沈黙を愛する暗殺者。沈黙の悪魔と異名を取る闇世界の伝説的怪物――サイ。いつも通りのクソ仕事をこなすサイの日々が、日常が突然崩れる。なんの罰でしょう? 抜けでたそこはまったく知らない異質な文化を継承する戦国乱世にある死の樹海でした。……え?戦があって、ちょこっとだけ休憩してまた戦って。次の舞台は戦国島一番の巨大都、帝都。そこで待つのは闘争か、はたまた……。御目通りから無事に、とりあえず無事に帰ってきたサイ。直後、ウッペの姫ルィルシエに見合いの話があり、同道し、なぜか虜囚になるはめになってしまったが、無事帰還。誘拐騒動。王子の見合い話。そして、呪いに健康診断と大忙しだが、健診先のカシウアザンカでサイは王ファバルに残酷な宣告をくだされる。少しずつ募っていく気持ち。悲しい恋心。当人すら気づかない……想い。エネゼウル女王に見初められ、逃げるようにエネゼウルに渡ったサイは短くも楽しい毎日に安堵していたが、ウッペの者が攻めてきたと知り、一早く出陣を決意する。すべては自分自身の中に息づくモノにケリをつける為に……。ウッペとの戦が終わり、悲しく惨い結末を迎えたサイ。嘆き悲しむココリエ。想いは報われぬままに。そこに、傷心し深く深くサイのことを悲しむココリエの前に突如として現れる何者か。それは、希望かはたまた……。…続きを読む